【新しいことを始める】のがしんどいあたなへ

新しいことを始めるのがしんどい

新しいことを始めることがしんどい人は想像以上に多いことを知ろう。

新しいことを始めるときや、新しい環境に飛び込むとき、しんどいと思わない人0人説です。

それなのに、自分だけが緊張してる、自分だけが不安、自分だけがしんどい、自分だけ自分だけ自分だけって思い過ぎることをまずやめてみましょう。

そして、こんなバカみたいなことで悩むのはやっぱり自分だけって。いうのもやめましょう。

新しいことを始めることが怖いひとは統計をとれば、マジョリティ(多数派)のはずです。


では、新しいことを始めるのがしんどい、不安、おっくうといった理由でいつまでも踏みだせない人の何が問題なのでしょうか?

新しいこと=しんどいや苦手になってしまっている

新しいこと=ストレスや恐怖になってしまっている

新しいことに経験上、苦手意識がある

✔新しいことに苦手意識がある
✔わからないとパニックになる
✔物覚えが悪いと思われたくない意識が強い

初めての経験の場面に拒否反応がある場合は、だいたいこんな感じではないでしょうか。

子供の頃の経験、社会人になってからの経験。

いずれもファーストステップで痛い思いをしている。

そしてなぜが「やらない」と硬く決心していたりと、それぞれの事情があると思います。

新しいことが理解出来ずパニックに繋がる場合

頭が真っ白になる…。また怒られる!そんな時は、

誰も見ていない、誰にも怒られたり叱咤されたりしない、自分だけしかいない環境でもそうか?

つまり、いついかなる場合でも出来ない、のであればその物事に対して適正がない。だけです。

設定や、前提を変えてみても同じように思うのかどうか、まずは自分に問いかけてみるのです。

物覚えが悪いと思われたくない、という思いは余分な感情


心理的安全性が担保されれば出来る事がぐんと増えるように、自分自身で作り出した恐怖心も原因のひとつになっていることが多いです。

感情を数えることが出来れば、減らしてみてください。

また同じ失敗した。
きっと無能だと思われている。
自分なんて役に立たない。

などなど。

その感情が物覚えの足かせになり、情報能力の低下を招く原因だったりします。

頭の中の貴重なメモリを上記の感情でいっぱいにしないこと。

新しいことを始めようとする思考のスペースを奪わないことが大切です。

新しいことが覚えられないと思い込んでいる

新しいことが覚えられないと思い込んでいる

そもそも自分は物覚えが悪い

✔覚えが悪い
✔うまくいったためしがない
✔新しいことについていけない

新しいことを覚える速さや遅さには個人差があります。


例えば脳に障害をおったなどの特殊なこと以外で物覚えが自分は良くないと思っている場合、どのような工夫が必要でしょうか?

私がキッチン専門店で店長だった時、スタッフへ業務をレクチャーしていて感じたことです。

全体を把握をしてから業務の趣旨が知りたい人

なんのためにこれをやるのか背景と一緒に説明が必要なひと

例:来店客へ「いらしゃいませ」と言うのは来店者への感謝の気持ちと、あなたの入店を把握していますよ、という防犯面の2つの意味があります。

このように伝えるとその業務の意味と、意義がわかります。

つまり、「ものを覚える」のではなく、「状況を理解する」に重きを置いていると言えます。

まずは業務のやり方だけを知りたい人

とりあえず何をすれば良いのかを端的に知りたい人

例:来店客がきたらとりあえず「いらしゃいませ」と言ってください。

このように伝えると、とりあえずお客さんが来た時の対応だけは出来ます。

やり方だけを端的に知りたい人の特徴は、余計な情報があると面倒といこともありますが、とりあえず実務を理解してから、全体を把握するという順番が逆なだけの場合もあります。

上記はかなり単純なことですが、全体の業務においてなぜ、これをするのか?

という理由や背景と一緒に覚えたい人は私の肌感覚としては、業務の覚えが早い傾向にあります。

一方、端的に業務をタスクのように細切れで考える傾向にあるひとは、同じミスを繰り返したり、抜け漏れが多いです。

私自身は、最初は業務だけを覚えるタイプでした。

特にレジ業務などのオペレーション系はこの傾向が顕著で、イレギュラーに怯えながらこなしていた感じです。

業務だけを覚えようとすると、イレギュラーに弱くなる

イレギュラー対応って本当に焦りますよね。。

この焦りが嫌な経験としてインプットされると、新しいことや未経験の仕事、出来事に対して苦手意識となって潜在的に植え付けられてしまいます。

仕事をする上での誠実さに比べれば覚えが遅いことなんて、些細なことが大半です。


なぜなら、新しいことを覚えようとするのであれば、予習や復習を繰り返し反復することで大抵のことはクリア出来ます。


問題は、自分の力が及ばない事象が増えていくことで「無能感」に襲われるということなのです。

新しいことに挑戦したいひとにとってこの「無能感」は大敵です。

時間がかかっても、自分はやれば出来ると思えることが大事なのです。

新しいことに挑戦するのに年齢を気にし過ぎている

新しいことに挑戦するのに年齢を気にし過ぎている

今さら新しいことを始めても仕方がないというマインド

✔人に何かを教わるのが嫌い
✔未経験の事柄への抵抗感
✔今さらのチャレンジが恥ずかしい

「新しいこと」とGoogle検索すると、20代、30代、40代、50代、とキーワードが出来ます。

特に40代以上の方は新しいことにチャレンジするのに年齢を気にしている傾向が高いです。

実を言えば、私もそうです。

年齢が高いことのアドバンテージは「経験」があることですよね。

若い人より、様々な経験がある分生きやすくなっているはずなのですが、この経験がある意味新しいことへの挑戦を阻むのです。

人から何かを教えてもらうのが苦手という教わり下手なタイプの人は、誇るべき経験が足枷になり、今さら新しいことなんて…。となりがちです。

新しいものは誰かにとっては古いもので、その逆もまたしかりです。

世代間を煽るマスコミの情報を無視すること

子供部屋おじさん(おばさん)おじさん構文、Z世代、ゆとり世代、ロスジェネ世代などなど

その世代の特徴や時代背景を揶揄したものは世にあふれていますが、いたずらに世代を分断させる情報の捉え方は慎重になって欲しいと思います。

牛丼屋、立ち飲み屋、居酒屋、ラーメン屋、レトロな喫茶店、競馬場など。

昔はおじさんの楽しみだった場所は今や若者や女性からも大人気です。

そして、これに文句を言う年配者もいます。

逆にSNSやファッションなど若い人たちが使いこなしている新しいツールにおじさんやおばさんが手をだせばこれもまたうざがられます。

そこはもうお互い様なので気にすることはありません。

よって年齢で気にすることがあるとすれば、健康くらいではないでしょうか。


若い人は年配者に頼り、年配者は若者に学び、そうやって生きていくのが健全というものです。

それでも新しいことを始めるのがしんどいという場合

新しいことを始めるのが面倒くさいという心理

新しいことに対応する体力が残っていない問題

✔エネルギーがない
✔モチベーションがない
✔時間がかかるのがいや

体力というのは本当に大切ですよね。

何をするにもしんどいなぁ…。と思います。

体力維持のためのウォーキングは病気予防という観点から健康診断の項目に入れ込んだ方が良いかもしれません(個人的見解)

ウォーキング中の人々


運動習慣さえ取り込むことが出来れば、体力的に余力が出来、新しいことに自然と関心が向かうという良いスパイラルに入っていきます。

モチベーションやコスパを気にするのも、体力が不足しているから最短ルートで行きたいという心理と言えます。


「健康だけが取り柄です」

この言い回しは、そのくらいしか自分には自慢できることはありませんよ。

という謙遜の意味合いが強かったように思います。

しかし、今の時代、宝くじに当たったようなものだと個人的には思います。

アントニオ猪木ではありませんが、元気があれば何でもできる!は真理ですよね。

新しいことへのハードルが高すぎる

新しいことへのハードルが高すぎる

新しいことを始めるそばから皮算用をしない

✔やるからには物にしたいと思う
✔継続的にしないといけないと考えている
✔自分にとって新しい挑戦であることの価値を知らない

「捕らぬ狸の皮算用」ということわざは、私の座右の銘(戒めの意味で)です。

何かを始める前から得することを考えるというのは、愚かですけど人間誰しもやりがちですよね。

皮算用が働く時は期待を持ちすぎている証拠です。

自分にとって新しいことというのは自分だけのお宝です。


その価値を誰かに証明する必要などないのですから。

新しいことが怖いという不安を受け入れる方法

新しいことが怖いという不安を受け入れる方法

始める「だけ」で別に良い

✔始めることに意義がある
✔年齢が高ければ高いほど新しいことを始めるのが大事
✔何のためかなんて本当は誰も知らない

年を重ねてきて分かってきたことですが、若い頃より良い意味で自分に興味がむかなくなってきます。

前髪一本の行方すら気になるお年頃も経験しましたが、今は生えていれば良いです。

主観が減る分生きやすくなりますが、その半面、興味の幅が狭くなり刺激のない日々を持て余す時間が増えてきます。

経験値が増えるほど、新しいことをするのが億劫になるのはある意味仕方がないことですが、だからこそ始めてみる、というのがとても、いやかなり大事になってきます。

そして、何のためにためにそれをするか?は死ぬ時に答え合わせするしかありません。

人は明日、交通事故で亡くなる確率より、癌などの病気である程度の余命を宣告されてなくなっていく場合が圧倒的に多いのです。

その時に、なって色々な思いがよぎるでしょうが、結局はもっといろんな経験がしたかった
なのではないでしょうか。

令和3年(2021)人口動態統計月報年計(概数)の状況:第6表参考
出典元:厚生労働省

新しいことを始めるきっかけを意図的につくる

きっかけを意図的につくる

自分だけのトリガーを見つける

✔自分だけのトリガーを見つける
✔過ごしやすい季節を利用する
✔未来の自分へメッセージを残す
✔やる前とやった後では持っている情報が違う

いっけん関係のなさそうなことでも、パフォーマンスに影響するきっかけはあります。

集中力を高めたいときなど、コーヒーを入れる、お香を焚く、など(私は字を書く、タイピング練習を1回だけする)

自分だけのトリガーになりそうなことをする。

これをしたということは、次にこれをするのですねと、頭がパターンとして捉えてくれます。

所謂ルーティーン化ですね。

何かを始める季節や、ある程度の時間的余裕が出来た時なども新しいことを始めたくなるものですよね。

このチャンスは逃さず思い立ったが吉日です。

そして結構おすすめなのが、手帳や日記帳など先のページに自分へのメッセージを残すことです。

今、どんな感じですか?計画は進んでますか?みたいな些細なメッセージです。

今の自分と、3ヶ月後、6ヶ月後、1年後の自分とは違います。

経験値が増えているはずですから持っている情報が違いますから当然ですよね。

だから、他人のように、どんな感じ?と聞くのです。

聞かれた未来の自分は過去の自分に対して、新しいことに踏みだしてくれてありがとう。
と思うはずです。

まとめ

✔新しいことを始めるのはみんな億劫で怖くて面倒でしんどいです。
✔新しいことを始めるときのコツは、やる「だけ」で良いということ。
✔未来の自分が今の自分に感謝してくれます。
✔体力と健康はやっぱり大切なツールです。
✔誰にも報告する義務なし。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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