【ダイエットに我慢が大敵】な理由

レコーディングダイエットが手っ取り早い訳

ダイエットの方法は巷にあふれていますが、我慢は必要ありません。

というより我慢は大敵だと言えます。

身長163㎝ 体重59.6㎏と人生で最高に太っていた時期に、半年かけて53㎏へ戻した経験をまとめてみました。

最初に言っておくと、目新しいことはさほど書いてはありません。

しかし、私はこの方法でリバウンドせずに今もキープしています。

少しでも参考になれば嬉しいです。

まずは体重計に乗らなければ始まらない

まずは体重計に乗らなければ始まらない

ダイエットをしなくても体重計に乗る習慣は必要


タニタが家庭用体重計を発売したのが1959年、今から60年以上も前のことです。

それ以前にも体重を図る習慣はあったものの、昔は体重が重い方が健康という認識でした。

日本人の食生活が欧米化し、ダイエットという概念が出てきたのがここ50年くらいの事なのです。

ところで、体重計に乗る習慣はありますか?

これはあとで説明しますが、体重計がない方は購入をおすすめします。

そして、お風呂場(裸になる場所)に置いておくことを強くおすすめします。

自分のベスト体重の知り方

まずはBMI値を計算してみましょう。

【例 体重60㎏身長163㎝の場合】体重÷身長÷身長=BMI値
60÷1.63÷1.63=22.5 BMI値22.5

やせ型18.5未満
普通18.5~25未満
肥満25以上

「厚生労働省e-ヘルスネット」https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-002.html

表の通り、18.5~25が標準値となっており、けっこう幅が広いです。

BMI値22を基準値に自分のベスト体重を計算してから、目標設定してみてください。

上記の例でいくと、1.63×1.63×22=58.4

つまり、163㎝の身長の人は、60㎏あっても肥満ではないですが、58.4㎏が標準体重となります。

さらに理想体重を目指すのであれば、BMI値を20で計算し、53.1㎏となります。

痩せすぎのラインは計算上、BMI値を18.5未満だと、48㎏以下ということです。
*ちなみに太りすぎのラインは計算上、BMI値を25以上だと、69㎏以上

アプリ×レコーディングダイエット

2007年に「いつまでもデブと思うなよ」著:岡田斗司夫

という本が出た時に初めてレコーディングダイエットという言葉を知りました。

その名の通り、体重と食べた物を書くだけなのです。

レコーディングダイエットは今やアプリにもなっていますよね。

私も最初は紙でレコーディングダイエットを始め、今はアプリにしています。

「出典元:あすけんダイエット」https://www.asken.jp/

アプリ×レコーディングダイエットで一石二鳥

毎日、朝に体重と3食食べた物を入力(コンビニ商品はバーコードで自動入力出来ます)

これを約半年続けた結果です。

2022年4月11日に59.6㎏あった体重は、10月11日には53.8㎏になりました。

半年間で5.8㎏の体重減ですので1ヶ月に1㎏ずつのゆっくりペースです。

体重が増えたり減ったりジグザグしていますが、一喜一憂する必要はありません

長い目で見れば確実に右肩下がりです。

精神的には、昨日や明日の体重より半年後の体重を気にするように努めました。

そして確実に、ほとんど無理をしていませんのでリバウンドもありません。

現在は自分の体にもう少しボリュームが欲しいため、55㎏前後で落ち着いています。

そして今もダイエットは何もしていませんが体重計に乗ることと、体重の記録は続けています。

理想体重になるには1日何カロリー食べてもいい?

理想体重になるには1日何カロリー食べてもいい?

1日単位で考える

アプリでの管理の簡単なところは体重や身長、運動習慣などを入力すれば1日の摂取カロリーを教えてくれます。

先のことは考えず、今日1日摂取できるカロリー分を3食に割り振れば良いのです。

たとえば、1700カロリーなら朝に400昼に600、夜に残りの700と決めれば確実に痩せていきます。

そして、なるべくなら夜8時以降に食事をしない、もしくは寝るまでの3時間は食べないと決める事です。

夜の食事を抜いてみたり、お肉やお菓子を食べないなど長く続きそうにないことはしないこと。

愚直に1日の摂取カロリーを守ることの方が確実でした。

体重と食べた物を可視化する

体重計に乗るという習慣は歯を磨くことと同じくらい大切だと感じます。

最初は体重を毎日同じ時間にはかり、それを手帳に書く。ということだけやってみました。

特に最初はカロリーなどいっさい気にせず、ただ体重と食べた物をノートに書くだけ。

最初の変化は、お菓子やジャンクフードがそれほど食べたくなくなっていったこと。

お菓子を食べればその日食べられる食事の量が、それだけ少なくなっていくので優先順位は自然と下がります。

そして、食べ物と体重の関係もだんだん理解できていきます。

何をどれだけ食べれば太る、このくらいなら大丈夫など。

ちなみに、ダイエット中によく食べていたお菓子は、ソイジョイ(バナナ味美味しい)、明治75%高カカオチョコレートです。

どんな状態が理想なのかを現実的に考える

体重を減らす目的を見失わないことは、病気にならないためにも大切です。

レコーディングダイエットに盲点があるとすれば数字を追うことが楽しくなり、歯止めがきかなくなる。

ということでしょうか。

理想体重になったら、いつまでも数字を気にしていないでキープする段階に入ります。

体が軽くなると自然と動きたくなりますので、階段を使ったり電車で座ることを避けたり日常で出来る運動を心がけるとなお良いです。

忘れてはいけないのは、体重を減らす目的は体重そのものではなく健康被害を避けるためです。

痩せることで避けられること

・血中コレステロール値の上昇
・生活習慣病
・足腰への負担
・自己肯定感の低下  など

改めて、どんな状態が理想かを現実的に考え、痩せているか?という観点ではなく、健康的か?という判断基準を持つことが大切です。

最終目標は健康に痩せて自己満足感を得ること

最終目標は健康に痩せて自己満足感を得ること

体重より体調が良いことが大事

結局のところ、体重を減らすも増やすも体調を良くするためです。

繰り返しになりますが、体重を減らす目的は何か?を強く意識することがダイエットを成功させるためのコツと言えます。

そして、痩せる前にリバウンドのことも意識した方が良いと思います。

一時痩せてもまた元に戻ってしまえば、どんどん痩せにくい体質になってしまい簡単には痩せなくなってしまいます。

短期間で一気に体重を落とすことは百害あって一利なし。です。

そして体調が良い状態をキープすることは、生活がしやすくなり様々な好循環が得られます。

体調が良い、という指標は様々ありますが、私は主観的な観点も大切だと思います。

体調が良い状態とは

主観的健康観(自分は健康だと思うか)が高い
・日常生活に没頭できている
・理由もなくイライラしていない
・不安や心配があっても食事が出来る

主観的健康観は精神的に自分は健康であると感じている、という主観的な感覚です。

加齢で体力が衰えたり、物覚えが悪くなったりすることで自分はもう不健康だと思い過ぎない。

実際に病気にかかっていなくても、主観的健康観が高くなれば気力の低下にもつながり、身体的な不健康をさらに呼び起こしてしまいます。

心が健康というのは健康寿命とも密接に関わっている、ということです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

私のようなコンビニススイーツ大好き人間でも、6㎏痩せたというのは大きな自信になりました。

改めてコツをまとめましたが、体質や向き不向きもあると思います。

しかしながら私は決してストイックなタイプではなく、食べたいものを食べたい時にいくらでも食べてきた人間です。

しかも本格的なダイエットを意識したのは40代前半になってから。

性格的にはこのまま一気に肥満体質へ転がり落ちていてもおかしくないと思っていました。

そんな私でも自分にあった組み合わせ次第で、ダイエットに成功したという経験でした。

記事のまとめ

・ダイエットを成功させるのに必要なことは我慢ではなく可視化
体重計に毎日乗ることに成功すれば半分成功
・レコーディング(記録)を徹底する
・体重を減らす目的を見失わない
・体調が良ければそれでよし
主観的健康観を高めることに重きを置く