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販売から人材業界へ。一貫性がなく見える職歴にも“つながり”はある

つながり 50代からの働き方

自分の職歴を振り返ったとき、胸を張って語れる自信がありませんでした。

なぜなら、一見バラバラに見える仕事を転々としてきたからです。

アパレルの販売からスタートし、同じ会社で営業事務に移動。
その後はキッチン雑貨の販売店で店長を経験し、最終的には人材会社のコーディネーターへ。

どこか一本筋が通っているわけでもなく、専門性があるようにも見えない。

「何がしたいのかわからない人」だと思われるのでは?
そんな不安を感じていました。

キッチン雑貨店の店長から、人材会社へ

キッチン用品が好きで、売るのも得意。
売上を追うこともやりがいにつながっていました。

でも長く続ける中で、ふと「この先もずっと接客業を続けるのかな?」という漠然とした不安が芽生えました。

体力的な限界や、チーム管理の難しさも重なり、「人を支える仕事がしてみたい」と思うようになったのです。

そこで思い切って飛び込んだのが、人材業界でした。

「つながっていないようで、つながっていた」と気づいた瞬間

最初は不安だらけでした。
人材の知識もない、営業トークも得意じゃない、履歴書を見ても「なんでこの人を?」と思われそう……

でも実際に働いてみると、意外なことに気づきました。

  • 販売で培った「人の話を聞く力」「表情を読み取る力」は、求職者対応にそのまま活きた
  • 営業事務で鍛えたスケジュール管理やメール対応が、調整業務に強みを発揮した
  • 店長時代の「チーム運営の大変さ」があるからこそ、企業側の気持ちもリアルに理解できた

それぞれの経験が、ちゃんと“今”につながっていたのです。

一貫性がなくても大丈夫だった。私の気づき3つ

1. 「人と向き合う仕事」という軸はあった

接客・管理・提案──業種が違っても、根っこは「人に寄り添うこと」。それが私の共通点でした。

2. スキルは“掛け算”で活きる

職種を変えても、「相手の話を聞ける+調整できる+現場を知ってる」が組み合わさると、価値が大きくなる。

何かのスペシャリストにはなれなかった私の武器は、色んな業種や業務に身を置いたことがあること。

転職を重ねるたびに、実はこれも有利に働いていたんだなと最近になって気がつきました。

3. 一見遠回りでも、ぜんぶ必要なステップだった

店長で悩んだことも、販売で得た喜びも、営業事務で地道に支えた日々も、全部が糧でした。

さいごに:迷いながらも積み重ねた時間は、ちゃんと力になる

「一貫性がない」と思っていたキャリアも、今では「必要な経験を積んできた」と言えます。

人生はいつでもつながりなおせるし、仕事もまたしかりです。

結局この人材会社に8年在籍してから、今の求人ライターという仕事に転職しました。

ここでもやっぱり人材会社での実績を認められ、、未経験からでもライター職につけました。

だから、もし今の自分に自信が持てなくても大丈夫。
歩いてきた道には、あなたにしかない“意味”がちゃんとあります。

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