もくじ
仕事に飽きてしまったので転職を決意した話
2人に1人が転職をする時代と言われています。
実に、半分の社会人経験者(それ以上という数値もありますが)は転職経験者。
時代は本当に変わりました。
今やっている仕事はやりたかったことだけど、部署縮小の方向性が見えてきたので4回目の転職を考えているところです。
会社の状況や方針が入社した時と変化していくのは、ある意味仕方がないですよね。
会社も人も生き残っていかなければいけないのだから。
転職を決意した大まかな理由
会社を辞めたくなる理由はひとつではない
退職したい理由をチェックリストにしてみました。
いくらAIなどの機械化が進んできても、人材関係で働いている私は、商品そのものが人。
はっきり言って面倒くさいこと極まりない職業です。
でも、実際はほとんどが良い方たちばかりで、私のような者を頼ってお仕事を引き受けてくださるのはとてもありがたいです。
エネルギッシュな人生の先輩たちがバリバリ働いているのを見るのはとても好きですし。
どうせ転職をするのであれば、興味があるWEBライターへ挑戦してみたい気持ちが膨らんできたので、いばらの道を選びました。
会社を辞めたとしても自分の為にやるべきことはやる
会社を辞める事なんて実は簡単
今の仕事は間違いなく前の会社の経験が活きています。
次の仕事も必ず今の仕事の経験が活きてくるし、何につながるかわからない。
だからこそ、今やれることをしっかりやって次へとバトンタッチしていきたいのです。
辞め方って思っている以上に(ブラック企業は別)大切です。
街で前の会社の同僚にあった時、見つからないようにコソコソしたりしたくない。
そんな人間関係を積極的につくる必要はないと思うのです。
自分の仕事の業務内容を俯瞰で見てみる
後任者にどうやって説明するか?で転職活動は始まっている
人に自分の業務を説明する際、主観はいったんわきに置いてアウトプットしなければ、要領を得ません。
そして、タイムリミットもあるので端的にわかるように伝えないと後任の人が困りますよね。
それを自作自演してみると、自分が客観的に担当業務をどう捉えているかがわかります。
*自分に自分の業務を引き継ぎしてみるということです
ここで客観的になれることで、転職を踏みとどまる可能性もあると思います。
長く勤めると案外あやふやなまま働いているなんてことも多いものです。
仕事を辞めたら上司や同僚とはほぼ今生の別れである
会社の人間関係が適当でよい理由
嫌いな上司や苦手な同僚がいても、会社を辞めたらほぼ死ぬまで会うことなくなります。(その可能性がかなり高い)
何年も毎日顔を合わせていたのに、ある日を境にぱったりと合わなくなる。
けっこう不思議なことだと思いませんか?
今、会社のデスクから見えるいつもと同じ景色は永遠じゃない。
当たり前なことだけど意外と忘れていることなのではないでしょうか?
退職の理由のほとんどは人間関係と言いますが、家族でもなければ友達でもない。
偶然にもそこに居合わせただけの人間関係はお互い適当(適度)で良いと思います。
ただ、ドライな関係の中にも最低限の気遣いは必要です。
そして、自分がされて嫌なことはしないという当たり前のことは守るべきだと思います。
退職と転職とセットで考えるとこんがらがる
転職先を決めてから退職するのは至難の業
退職のことを考えながら転職のことを考えるのは結果的に非効率な気がしています。
なぜなら、転職することが大変で、今の会社にとどまるというマインドになりやすいからです。
遠回りに思えてもまずは退職をするか否かをはっきりさせてから転職を考える方が良いと思います。
そんなの当たり前じゃないか!と思うでしょうか。
しかし、今の会社から逃げ出したい一心で転職を考えている人は思考停止になっています。
一旦、落ち着いてからの方が良いかと思います。
転職先が決まってから退職しようなんて言うほど簡単じゃないですしね。
私は自分の失敗からもまず、退職をするか否かを自分の中ではっきりさせることが大切だと思います。
そうすることで、もし仮に次の転職先が思ってた会社と違っていても前の会社を辞めたことに後悔しにくいですし、よし!次!
と、気持ちを切り替えることも容易くなります。
転職なんてよぎりもしないくらい調子が良いときに考えるべき
今やっている仕事が何に活かせるか考えてみる
気持ちに余裕があり、転職なんて考えもしないときにこそ転職シュミレーションはやっておいた方が良いと改めて思います。
なぜなら、急に転職のことを考えても視野が狭くなっていたり目の前の仕事に忙殺されて考えること自体が億劫だからです。
ようするに、心の準備に時間がかかってしまいモヤモヤ期がやたらと長くなって時間がもったいないのです。
どんなことでも直前から考えていたのじゃ遅いってこと。
これは、災害対策も同じことですよね、リスクヘッジというやつです。
転職を1度でもしたことのある人は、必ず前職でやっていた何かを活かしているはずです。
自分ではこんな業務、この会社でしか通用しないと思っていても、次の会社でもやっぱり同じようなことを思ったりします。
そして、経験値というのはスキルそのものと場数。
今の慣れ切った業務を、場数を踏んでいる最中だと割り切ることも大切だと思います。
そうと決まれば不思議と沸いてくる感謝の気持ち
感謝の気持ちがあるうちに辞める
仕事だから嫌なこともあるし、頭を下げたりしなければいけなかったり時には理不尽だなと感じることもあります。
よく考えたら自分だってそうやって目上の大人たちに守られ、誰かがやらなければならないことを自分の代わりにしてもらってきた訳です。
私が社会人になりたての30年前にも、今の子たちは楽よね~なんてゆとり世代の方たちみたいなことを言われていました。
しかし、どの世代もその世代なりの苦労や特権があるはずです。
あなたの代わりなんていくらでもいる、と言われながら仕事をしてきた世代ですが今は逆にありがたい言葉になっています。
代わりがいるからこそ、安心して転職が出来るのですから。
タイミングと謙虚さは経歴に勝る
履歴書に書ける資格なんてさほど意味がない
人材関係の仕事なので面接をよくします。
採用する人って必ずしも経歴だけが決め手じゃないんですよね。
もちろん、それも大事な要素ですが1番は何かと言われればそれは「タイミング」です。
仕事の会期のリミットが迫っていたり、経験がなくても人柄が良かったり。
また、自分から動いてくれそうだなという予感がして、そこで働いているイメージが沸く人とも言います。
逆に、経歴が立派でこの経験値ならと思ってお願いしても二度とお仕事紹介しない場合もあります。
自分に自信を持てとはよく言いますが、私は少し自信がないくらいの方の方が長くお仕事をお願いしている傾向にあります。
職種よりますが、サービス業の場合は特にこの傾向が顕著だと思います。
おわりに
いかがだったでしょうか転職を決意した話をつらねてみましたが、人生色々、転職も色々というお話でした。
・退職を決意してから転職活動する
・会社の人間関係は適度な距離で保つ
・会社へ感謝の気持ちがあるうちに辞める
・引継ぎ準備を先にしておく
・本当の実務は履歴書に書けない
・業務の棚卸(異業種で活かせるものはないか?)
・履歴書の作成(最新の書き方を知る)
・転職サイトに登録
・引継ぎの自作自演 など